何かがしたくなるまで待つ事を恐れないこと。何もしない事も受け入れること
今日の気持ちを書いていこう。
朝家を出るとき、今日は電車に乗る時間が長いので、何か本を持っていこうと思い、無意識に選んだのがこの一冊だ。
村上春樹の小説が好きだ。読んでいると、心が静かになってくるのを感じる。
しかし些か、暗くなり過ぎる傾向があるので、その辺は注意をしながら過ごさなければならなくなる。
ほぼ全作品を、10代の頃に読んだ。その中でも、1番ハマらなかった小説が、これだ。ノルウェイの森。
年齢を重ねてから、改めて昔読んだ小説を読み返してみると、また新しい発見がある。これは音楽や映画にもあると思う。
今の所、まだ読み始めだからなのか、その感覚は感じていない。
この一、二ヶ月の間、あまり本を読みたいという事がなかった。何故だろう。わからない。 季節が冬に向かっているからか、どうも暗い気持ちに向かっていきがちだ。
きっと、人はその時に感じている気持ちに、無意識のうちに従っているんだと思われる。
冬が嫌いなので、なんだか悲しくなってきて、ほんとは明るい気持ちになる本でも読めばいいのに、何故かノルウェイの森をとってしまった。
人は、と一般論でいうことではないか。
僕は、そういう傾向がある、そういう人が少なからずいるはずだ。
悲しい時に、悲しい歌を聴いて涙を流すのと同じなのかもしれない。ひとしきり感情に従って過ごしてから、スッキリして次に進むためなのかもしれない。
無理に辛い時に元気を出して、あげる必要はない。その時の心に従えばいいんだろう、自分のハートが感じる事が、直感が、結局いちばん正しい。
外にいて、空が暗くなって、気持ちも暗くなってきたので、終わろう。
まとめは、とりあえず、自分の気持ちに従うのが1番いいということ。なにもしたくない時には、なにもしない。何かがしたくなるまで、待つこと。恐れないこと。