心躍る目的が見つからなくても、落ち込む必要はない
急遽、旅に出てみようという事になり、那須高原へ行ってきた。
僕達は、雨が嫌いだ。
恵みの雨で濡れた街が、汚れを洗い流してくれて、自分の心も洗ってくれる、というような情緒的で詩的な感情になれない。
雨だとただただ暗くなるので、行き先の探し方は、とにかく晴れている場所、と、都会じゃない場所、だ。
電車か車かあるいは飛行機か、何も決めてない、行き先が決まってないので当然だ。
なんとなく、近所の格安レンタカー屋さんに、今日の夜から借りられる車はあるかと確認の電話を入れてみると、まだ何も言ってないのに勝手に借りる事に決定してまった。
行き先も決まってないのに車で行く事は決定したので、後は晴れてる所を探すだけだ。
明日晴れてる所を調べると、名古屋と那須高原の方がめぼしい事がわかる。
しかし、名古屋などただの都会だろう(行ったことはないが)ということで、那須高原に決まった。というか名古屋まで思ったより距離があったので、運転するのもだるかったというのもある。
細かい事は割愛して、まとめに入ろう。
温泉地などに行くと、決まってミュージアムやらトリックアートやらがあるのはなんでだろうか?ああいうのに全く興味が持てないので、行く所に困ってしまう。
目的は、自然に還る事だけだ。商業施設なのどにもわざわざいきたくない。とにかく、心が躍る景色を僕達は見たいのだ。
とまぁそういう事で、たまたまあったロープウェイで上まで登ったら、まだ先だろうと思っていた紅葉に出会う事ができた。
偶然ではあるが、とにかく動き出してみたら、紅葉という好きなやつに出会う事が出来た。
これは、やはり動き出さなかったら発見はできなかっただろう。
雨の都心で、鬱々と過ごす事になって次の日の仕事も嫌気がさして酒を飲み過ぎて吐く
くらいの未来しかなかったであろうと思う。
雲泥の差だ。
とにかく動き出してみる事が大事だなって事を思ったってことです。
失敗だったとしても、自分はやってみたんだ、という事実は残るので
それだけでも重要じゃないか、と捉えている。
続けていこう。